経歴**
令和2年度 中国運輸局 交通企画課 (採用)
渡:交通企画課で、主に地域公共交通の補助金の業務を担当しています。各運輸支局を通して自治体や公共交通事業者から申請書が提出されるので、決められた計算方法や補助金の交付要件を満たしているかなどの審査を行い、補助金が正しく執行されるよう申請者に助言を行なったりしています。
イ:その補助金はどのような役割を果たしているのですか?
渡:過疎地域や交通が不便な地域において、生活に必要とされている公共交通について、運行に必要な経費を補填する役割を果たしています。補助金業務以外では、課員の勤務時間の管理や出張に行く際の旅行計画を作成、旅費の精算手続きといった庶務業務も行っています。
柳:令和3年4月から新設されたバリアフリー推進課で働いています。
当課の業務内容のひとつとしては、障害当事者の関連団体や、交通事業者などの各施設管理者に出席いただく会議を主催しています。国や自治体、各施設管理者の取組状況を共有するとともに、障害当事者の皆様のご意見なども伺っています。その他、様々な取り組みを通じてバリアフリー化を推進し、誰もが参加できる共生社会の実現を目指しています。
イ:自治体よりも障害当事者団体と接する機会の方が多いですか?
柳:両方と同じくらいの接点があります。県や市町村からも会議へ出席をいただいており、「駅舎の改修」といったハード整備や「障害当事者への対応に伴う職員研修」といったソフト対策について各自治体の施策を紹介していただいています。また、各市町村において、バリアフリー施設の整備や、バリアフリー施策などに取り組んでいただけるよう、当課から市町村に対して個別に働きかけを行ったり、市町村向けにセミナーを開催するなどして、バリアフリーの推進に努めています。
渡:職員の雰囲気の良さ・仲の良さが説明会などで伝わってきたので、こういった職場で働けたら楽しいだろうと思い選びました。
イ:もともと国家公務員志望だったのですか?
渡:自治体も受験しましたが、国の機関で働きたいと思っていました。国は大きい規模と視点で仕事をできる点が魅力に感じました。中国運輸局の業務説明会に参加した時に、国は各県だけでなく中国5県全体が活性化することを目的としており、国の方がより広い視点で働くことができて「かっこいい」と思い、ここを選びました。
イ:中国運輸局を選んだのはもともと乗り物に興味があったからでしょうか?
渡:なかったです。中国運輸局に入る前は乗り物のイメージが強く、自分が興味を持って学んできた分野と全く違う分野だったので少し不安でした。でも入省してから、業務に携わる中で、その都度自分で法律や規則を勉強したり、周囲の上司や先輩から必要な情報を教えていただいたりして、安心して働くことができています。もちろん乗り物が大好きで入った職員もたくさんいますけどね!
柳:家で動画を見たり、冬はスノーボードをしたりしています。土日に行くとスキー場は人が多いので有給休暇を取り、平日に行ったりしています。他には、温泉に入ることが好きですね。就職する前は温泉に行く機会はあまりなかったですけど、最初の配属先が山口運輸支局で職場の近くに温泉街があったので、仕事終わりによく温泉に通い、その影響で温泉の良さに気づきました。
イ:平日に行かれることもあるのですね。有給休暇はとりやすいですか?
柳:今はとりやすいですが、部署と時期によります。去年は有給休暇を20日分すべて使いきりました。
イ:素晴らしいですね!中国運輸局では、有給休暇を年間15日取得することを目標にしていますよね。夏季休暇は別途3日取得できるので、有給休暇と合わせて1週間ほどの長期休みを取って旅行に行かれる方もいます。
渡:中国運輸局に入って2年経ちますが、仕事内容や人間関係、職場の雰囲気など様々なことを含めてバランスの良い職場、働きやすい職場だと感じています。中国運輸局に興味のある方は、業務説明会に参加していただけたら職場の雰囲気などがとても伝わると思うので、是非お越しください。お待ちしています!
柳:ここ数年は、コロナ禍の影響で学生生活等がなかなか思うようにできず、本来であれば体験できることができず苦しかったのではないでしょうか。そこは就活生全員の課題ですので、皆さんがこれまで学生生活を通して経験されてきたことを面接等で話していただき、ありのままの姿で入っていただけたらと思いますので、是非頑張ってください!